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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

オンワードホールディングスの成長戦略とは?

2020.09.08

私は、繊維未来塾の生徒で、たくさんの経営者の講義を聞く機会が多くある。

今回は、講義は、オンワード・ホールディングスの安元社長の講義を聞く機会があった

数年前から、百貨店業界は厳しさがあったが。今年から、コロナパンデミックで、さらに、百貨店の売上が大きく落ち込み始めた。

原因は、その他にも、たくさんの要素はあるが、一気にファッション業界が落ち込んでしまった。飲食、観光と同じように、負け組のフレームワークに入り込んでしまった。

 

このような状況下で、オンワード・ホールディングスの、成長戦略とは、どんなものなのか?

凄く興味があった。その情報で、福田織物も大きく影響していくことになるだろう。内容的には、あまり詳しくは書けないので、ほどほどで。

2019年のオンワード・ホールディングスの、アパレル事業は、9割、ライフスタイル事業が1割、アパレル事業では、国内8割、海外2割になっており、前年度の売りげ規模2500億円。

会社のスローガンは。「人々の生活に潤いと色どりを提供する」創業時代からコンセプトであった。非日常をいろどるファッションであった。

ビフォーコロナから、お客様のライフスタイルが一変したため、どのような商品を届けるかを考えて行くか?が重要な課題になっている。

90年間続く、歴史あるオンワードは、ビフォーコロナから、総合百貨店アパレルから脱して、もう一度、第2の創業位の気持ちで、商品化、流通のすべてを見直している。コロナの中を生き延びなければならないと生き残り戦略のために、議論を全国のグループで必死にやっている。コロナ前は、新しい考え方と従来の90年間のビジネスを頑張れ乗り切れかと考え方、入り混じっていたが、コロナショックで、全員が変わらくてはならいと意識を共有できたことは大きな事、過去に成功体験を捨て、次のステージに行くことになった。

では、オンワードの今後の展望は、①デジタル化 ②カスタマイズ ③ハイクオリティ・ライフスタイル、3つの成長戦略としている

①デジタル化 ②カスタマイズ

成長戦略は、コロナ前から、デジタル化を進めていたが、今回の、コロナパンデミックで、デジタル化は、5~10年は進んだように思われる。

アフターコロナになっても、百貨店アパレルの市場が戻ることはないと考えている。その中で、現在、生き残り戦略を全グループで必死にやっている。

「デジタル企業に生まれかわる最後のチャンスだ」。7月13日、アパレルのネット販売大手ZOZOとの共同でオーダーメイドのジャケットなどを手掛けると発表した。

ようするに、ZOZOがもつ100万件の体形データーを基にジャケットやスカートをわずか10日程度で作り届ける。

売り方、作り方、働きかたを、デジタルトランスフォーメーション化を目指していく。

2019年333億円   2020年500億円を、目指していき、自社でのECサイドのプラットホームビジネスに転換していく。

ECビジネスは、オンワード・ホールディングスは、社運をかけて進めていると感じる。百貨店ブランドからの脱却をどのようにするかが、大きな課題になるがアフターコロナまでに、百貨店のお客様をECに向けていくことになる。

オーダーメイドのジャケットで、オンラインで10日間でのビジネスを、オンワード・ホールディングスの主力にしていく方向にくと、私は感じられた。カスタマイズするにも、大変難しいことであり、モノづくりしている私さえ、できるのか疑いいたくなることを、現在進行形で進んでいることに、本当に驚かれされている。そして10日間でお客様の手に届く。信じられないことが、現実起こっている。

私達、織物産地として、「なんとかしてもらえませんか」、言っていることに、恥ずかしさを痛烈に感じた。

現在は、オンワード・ホールディングスは、中国の大連で生産、10日間でカスタマイズ・オーダーメイドは、ニューノーマルを強く感じる仕組みだ。オンワード・ホールディングスのカスタマイズは、世界初のニュービジネスモデルであり、AI、IoTなどを利用し、ハイテクとローテクを入り混じって作業が行われていると思われる。ここは、オンワードホールディングスの企業秘密なので教え頂けなかったが、私自身はとても興味があったが、残念である。

③ハイクオリティ・ライフスタイル

オンワードのなかでも、アパレル以外のいくつもの事業の中には、コロナに影響されていない事業もある。オンワードグルメなど展開し、アパレル事業からも違う方向で進んでいる。ライフスタイルは、オンワード・ホールディングスは、、とても重要な方向転換としている。

成長戦略は、3つは、今までの、オンワード・ホールディングスの従来ビジネスと違っており、今までのビジネスの延長をアップデートしたものではなく、まったく違うキリ口デジタルトランスフォーメーションへの、覚悟を感じられた。

安元社長は、ニューノーマルとして、オンワード・ホールディングスの中身を変えていくこと重要視されていた。

私なりに、ニューノーマルのビジネスとは?

インターネットの本格的な普及

・SDGsなどの企業責任追及

重要となるのはデジタルトランスフォーメーションへの対応

社内のコミュニケーション

・取引との関係

・消費者との関係

今、デジタル化が出来なかったら、アパレルは生き残れないと強く感じている。要するに、コロナ終息はできないなら、徹底的なデジタルトランスフォーメーションをやるべきことだと、再確認した。

 

シン・ニホンの本を書いた、安宅氏の内容と、ほぼ同じで、問題から解決が、オンワードホールディングスの生き残り戦略と同じ。。

①こらからの時代、近い未来、この世界はどう変わった行くのか?

ビックデーター×AI=課題の解決 時代を牽引

活用できないていない会社は淘汰される時代

実在に存在するもの(店舗や商品)空間制限 ~ 空間制限を受けない店づくり (店舗梨、商品なし)

この法方でやると、一度売り上げが上がったら、とてつもなくスピードで進んでいくことになる。

②その変わりゆく世界の中で、現状日本がどれだけオフコンなのか?

ZOZOとの再度の繋がり、ビックデータ×AIをフル利用して、世界で初めての、カスタマイズ・ジャケット

今後、勝敗が決まることは、検索エンジン SNS ショッピングサイト ZOZOには、データの宝庫なのである。オンワードホールディングスがここと組む理由はここにある。

また、データを処理する基盤が整っているためと、ZOZOには、データとAIを扱える人材、エンジニアがいるのだから、私でも、もし、社長だったら同じことしていると思う。きっと日本では、圧倒的にNO1を、なれると思っている。規模は、ユニクロには負けているが、もしかしたら数年後には、逆転もあるかもしれない。

③そのオフコンな現状から、這いがるための雄一の道はどこになるのか?その道を我々はどう這い歩めばいいのか?

いまは、産業革命時代が進化した状況で、江戸末期の黒船来航と、同じような、アマゾン、グーグル、アップルなどプラットフォームビジネスが入ってきた。いずれ、市場は、海外のプラットフォーム会社に取られてしまう可能性があるが、安元社長は、オンワードホールディングスの、いくつかの事業を結びつけるシステム作りをおこなっていると思われる。要するに、出口産業アップデートに、力を入れことで、次世代アパレルの構築していくと思われる。データ×AIを実用化する産業、存在するすることで価値を生むのではなく、プラットフォームと各事業とつながってこそ価値を生む、それがネットビジネスの勝ちにつながる。

安元社長は、このような問題を解決して進んでいくことになる。

今回、オンワードホールディングスの、安元社長の講演を聞いて、私自身、感じたことは、織物産地の危機感があまりにもなさすぎ。また、ニューノーマル時代の対応もしていないのも事実。本当に、今回の話で、産地も、ニューノーマルを考えてビジネス。10日間で作るカスタマイズ・オーダージャケット、アパレルのスピードは、かなり進んでいる。しかし、コロナ感染で、ほとんど織物産地会社は、東京に行かない、東京の人に会わない、そんな残念な経営者が増えている。しかも、デジタルトランスフォーメーションでの対応ができていないのだ。

アパレルの横綱オンワードホールディングスが、今、大きく、ニューノーマルへ、デジタルトランスフォーメーションに一気に進んでいるのに、我々産地は、ただ行動もせず立ちとどまってアパレルからの発注を待っているだけなのである。

遠州産地も、人の悪口ばかり言っていないで、人材、設備、投資しろよ。だから、遠州産地には、こんなヤツがいるから、腐っていくんだ。評論家は、いらない。行動して投資するメンバーで、産地を盛り上げて行くしかないんだ。時間はないぜ。