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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

コットンサテンとは? 「朱子織」 生地の特徴をテキスタイルデザイナーが解説

2021.06.30

サテンとは?

サテンというのは、織物の組織のひとつで、

光沢があり、綺麗なドレープが出しやすい為、パーティーで使われるドレスやネクタイ、和装の帯などのフォーマルなアイテムに使われます。

また、手触りが滑らかで、他の生地との摩擦や引っ掛かりも少ない為、コートなどの裏地やジャケットの袖裏、傘用の生地などにも使われています。


その前に、弊社の紹介をさせていただきます。

静岡県掛川市で織物工場を経営しています。

特に、綿織物を中心に天然繊維を研究し織物開発しております。

代表的な素材は、綿120/1~300/1までの超細番手織物を開発成功し、

現在では、次世代コーデュロイ「BECCO」テキスタイルを開発しました。

有限会社福田織物で、テキスタイルを企画・製造・販売を行っています。

テキスタイルデザイナーの育成、織物職人の育成を行い、遠州織物産地の持続活性化に務めています。

国内,海外アパレルに生地を直接販売しています。

綿織物の生機織物生産は、ほとんど、自社工場生産90% 残りの10%は、産地内の織物工場に、協力していて頂いており、

地元の織物工場、染色工場に仕事をまわせるように、日々努力しています。

現役である、遠州織物の職人であり、経営者として、テキスタイル講座、産地情報、テキスタイル紹介などを、コラム、Twitter Youtubeで発信しております。

織物産地の持続を願い、活動しています。


サテンとは日本で朱子織(しゅすおり)という織り方で織った織物です。いわゆる、サテン生地とは、いろいろな素材を使って、朱子織で織られた生地のことを言います。

コットンサテンとは?

目次

⑴サテン(朱子織)の組織

⑵光沢の秘密

その1 経糸が80%以上だから

その2 綿原料が超長綿が良い

⑶生地の特徴


サテンは、日本語では「繻子織(しゅすおり)(朱子織)」という織物組織のことをさします。

基本的な3つの組織、平織綾織繻子織のうちの一つです。

【サテン(朱子織)組織図】

上記の組織図がサテンの組織図になります。

⑵光沢の秘密 その1

ブルーの色が経糸になり、80%が経糸になるのがサテン織組織になります。

光沢感がでるのは、経糸の影響になります。

ですので、コットンサテン生地は、基本的には経密度が多いものになります。

サテンの裏地は、逆に緯糸が80%になりますので、光沢感はありませんが、裏地を表に使用する場合は、バックサテンと言います。

綿織物、麻織物では、一般的にはバックサテンとして裏地を使用するアパレルも多いです。

  

サテン生地              バックサテン(サテンの裏地)

写真だと光沢感の表現ができなく申し訳ありませんが、光沢のある素材として、サテンは代表される生地になります。

サテンは、組織的で選びましが、お客様から光沢のある生地をサテンと言われますので、

光沢感のある糸をチョイスします。

光沢感の秘密、その2

選ぶ綿糸は、

一般的には、超長綿や、長綿の原料で紡績された、60/2、80/2,100/2,120/2などの綿糸を使用します。

弊社の場合だと、超長綿原料の。80/1,100/1、120/1,などの糸を使用したサテンなどを販売しています。

なぜ、超長綿なのかと言うと、スーピマコットンでも、過去のコラムを書き込んでいますが

スーピマは、超長綿のなので、原料である特徴があります。

生地にすると、

・滑らかな手触り

・シルクのような光沢感

・軽い

・少しハリ感のある

・綿の中では、速乾性が良い

こんな特徴があります。

スーピマ以外では、スビン、ギザ、海島綿、新疆綿などの超長綿は、光沢感のある、世界代表的な超長綿ブランドになります。

⑶生地の特徴

サテンは光沢があり、滑らかで、ツルツルとした触り心地が特徴です。

サテンは先述したように、素材の名前ではなく生地の組織なので、いろいろな素材から作られています。

例えば高級なサテン生地では、絹や綿などの天然素材で作られたものが多いです。

一方、普段使いしやすいサテン生地としては、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維で作られたものが広く使われています。

今回の紹介は、コットンサテンの5つの特徴

①綿は吸水性 保湿性が優れている。

②サテン組織は、組織的に柔らかい織物になる。

③密度があり、目付もあり、そして柔らかさがあるので、生地のドレープ性がある。

④綿ですので、光沢感もありますが、抑え気味の光沢感といったほうがいいです。

⑤綿なので洗濯は大丈夫であり、綿サテンは高密度織が主流なので、シルクやポリエステルのように引っかけは少ないので安心である。

 

しかし、一般的な、絹、ポリエステルなどは、非常にデリケートなので、ちょっとした引っかきにも弱く、すぐに引きつれてしまいます。

保温性、吸水性はなく、耐久性もないので洗濯にも弱いです。そのため、実用的な生地というよりも、装飾的な生地として使われますので

ご注意下さい。

まとめ

福田織物は、綿を中心に静岡県掛川市で織物の、企画・製造・販売しています。

Garageで、通販販売もしていますので、是非、ご覧していただければ、とても嬉しいです。

 

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