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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

テキスタイルネットワークジャパン展の未来  海外のサプライチェーンから国内サプライヤーとビジネスをする時代

2021.08.13

2021年6月2~3日に、無事、テキスタイルネットワークジャパン展が終了した。

 

PTJ展の1週間後のわりに、展示会は盛り上がっていた。

出展社は、変わらないがメンバーは全体的に若い世代に変わりつつある。



目次

⑴テキスタイルネットワークジャパン展の未来

⑵日本全国の産地が消滅する

⑶世界のサプライチェーンから国内サプライヤーとビジネスをする時代になる。

まとめ

お願い



⑴テキスタイルネットワークジャパン展の未来

2019年から、役員が変わり、御意見番の野末さんが残り、福田織物、宮下織物、林キルテイング、クレシェンド米沢が、このテキスタイルネットワークジャパン展の

幹事になり、運営を任せれ、3年目を迎え、新しい展示会の在り方を模索している。

PTJ展,JC展の国が推奨しているテキスタイル展、織物産地が行う展示会も、たくさんあり、国内アパレルにとっては、テキスタイルの展示会は珍しいものではなくなっている。

しかし、現在は、PTJ展などは、問屋、産元、染色加工などが出展しており、テキスタイルメーカーの展示会は少なくなっています。

産地のテキスタイル展示会も、補助金があるので産地展をやりますが、補助金がなくなればでなくなれば産地テキスタイル展も無くなる可能性はあります。

では、テキスタイルネットワークジャパン展は、補助金は一切使用してなく、産地のテキスタイルメーカーの主体で行っているテキスタイル展示会であります。

現在の出展者メンバーは18社 シーズンによって出るか出ないかで必ずしも全員参加をすることはない。

この18社が、時々、ZOOM会議をおこない、新しい価値観のある展示会にしようと、テキスタイルメーカーが、厳しい意見を出しながら進化を続けている。

テキスタイルネットワークジャパン展は、産地メーカー、新規出店者を取り入れながら、イノベーションを起こしながら、同じメンバーでなく、新しい将来性のある繊維メーカーを入れながら、普通の展示会ではなく、進化続け、イノベーションを起こしていけるサプライヤーとして目指す。

 

⑵日本全国の産地が消滅する

いよいよ織物産地、サプライチェーンが壊れ始めてきているなか、織物産地で、時別な技術、販売を持っている織物メーカーが生き延びていく時代に入ったと思っている。

気付いたときは、もう遅いですよ?

アフターコロナから、織物産地はどう変わるのか?

現在、2021年8月、東京オリンピック開催中に書いているが、コロナ感染は、変異株の発生で、世界はコロナパンデミックの威勢は止まらい状況であるが、

織物産地は、織物工場の廃業、倒産はかなり増えている。

遠州織物の中に、天龍社織物組合は、コロナパンデミックが起こって1年余り、60社あった織物工場は、現在50社までに減ってしまった。

ここから、さらに織物工場は、廃業、又は倒産が続いていくと思われ、その後、染色工場、産元も廃業になっていく可能性もでてきている。

いつアフターコロになるのかわからないが、普通に戻れる、今までに通りに生地が買えると思ってたら甘い

いよいよ来るぞ。アフターコロナのニュービジネスが始まる。

⑶世界のサプライチェーンから国内サプライヤーとビジネスをする時代になる。

その中で、テキスタイルネットワークジャパン展は、織物産地で、テキスタイルメーカーだけが出展しているので、サプライヤーとして、新しいビジネスが求められることになる。

メーカーなので、生地は100%日本製は間違いなく、どこで織られているのか、どこで染めれているのか?

トレーサビリティはしっかりしており、生産も在庫を持たないような少ロット生産が可能になる。

現在は、サステナブルがとても重要視になっているため、

安い=大量生産、人権問題、廃棄という問題がでてきている。

消費者の中には、「私は、ファッションに興味がないので、安くて品質の良い洋服を買う」と言っている、あなたこそが、環境破壊に協力しているんです。

日本では、年間10億枚、新品の洋服が廃棄されているんです。

では、これを解決するには、国内の織物業者にサプライヤーを選び、大量生産から、必要ロット生産をすることが必然になります。

しかし、アフターコロナから、国内の繊維関連の工場はかなり減少していると思っていますので、テキスタイルネットワークジャパン展は、産地のメーカーなので

早めに取引をした方が良いかと思います。

PTJ展は、確かに大きなテキスタイル展示会ですが、ほとんどの多くは、紡績メーカー、問屋、産元、染色工場です。

ここは、全てとは言えませんが、今、問題になっている海外から安い生機を輸入して、染色、整理加工して日本製として販売しているところがあります。

日本製でも生地が安く販売できる、からくりはここにあります。

それで、本当にいいのでしょか?

正々堂々と、ちゃんとトレーサビリティを明確にして販売してほしいのです。

日本製テキスタイル生産は3%未満しかないんですから。今後、更に1%に近づいていきます。

織物製造関連の賃金はけっして、あまりよくありませんが、生地値を聞かれると、アパレルから、毎回「生地高いね」と言われてます。

時には、悲しく虚しい気持ちに落ち込むことがありますが、生地の利益率は知れていますし、少ロット生産では、安い生地を作ることはできないんです。

もし安い生地を販売している方がいるならば、他国のルートで生地を購入して販売しているか?または、ストックしてるかであります。

バイオーダーでは、少ロット生産は高くなりますが、企業秘密なので、ここで書きませんが、コストイノベーションを起こすことはできます。

 

まとめ

中には、TNJ展にきていただいているアパレルからは、クリエーションされた生地、日本製が高く評価されています。

現在、日本の生地を、製造しているメーカーだけの展示会が,TNJ展になっております。

是非、一度、展示会に足を運んでいただければ、大変うれしく感じております。

お願い

また、このコラムを読んで、出展希望がありましたら、是非参加お願いしたいです。

小さくて、やる気ある織物メーカーさん、縫製、染色工場さんも出展可能なので、みんなで、国内繊維産地を守る、そして発展を望むメンバー募集しております。

今から、サプライチェーンからサプライヤーになる時代と感じております。

一緒にイノベーションを起こしましょう。

 

 

 

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