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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

トヨタが負ける時代がくる 「高品質×低価格」日本は競争に勝ってるのか?

2021.04.05

日本の主要産業、トヨタが負ける時代がくるかもしれない。

 

トヨタMIRAI                 トヨタPHV

 

アメリカの電気自動車メーカーが出した、テスラ3(EV車)の進化が凄い。

この1台の車が世界自動車産業を変える予感がする。

そして日本車が負ける時代が来るかもしれない。

日本の自動車メーカーは、テスラ車に対して危機感を持っているのか?

 

テスラ3 

では、2月に販売された、テスラ3の車体価格は、429万円だ。

ついこの前には、511万円だったのが、この数年で156万も安くなったのである。強敵な価格を落としてきている。

日本のEV補助金を入れれば、350万円で、テスラ3が買える。信じられないことである。

要するに、ここ数年で、テスラ社は、コスト競争が備わってきたのである。

テスラ3は、性能も上げ、そして価格を下げてきた。

「高品質×低価格」日本は競争に勝ってるのか?

テスラは、EV自動車では、世界一の技術もったメーカーだが、さらにスピードを上げて技術、製造進化し続けている。

もちろん、日本の自動車メーカーも同じEV車の開発ピッチを2030年を目指しているが、テスラのほうが、信じられないくらい技術進化している。

 

日本の車は、今後の将来は、価格競争で負ける時代がくる可能性がでてきたのである。

このままでいくと、2023年には、補助金を含め100万円代のテスラEV車が、日本に入ってくる予感がする。

航続距離400km以上、現在のテスラの自動運転支援だけでも、日本車が負ける。

よするにイノベーションが凄く、家庭環境に200Vの電力源をそなえれば、2030年には、世界は、EV自動車に変わっいていくことになる。

生活圏に関わる市場では、この先の未来は、100万円代の車が、テスラや、日本車以外のEV車がでてくるのは間違いない。

まして、日本国内に100万円代のテスラEV車、中国のEV車が、沢山輸入されてくるだろう。

その時代に、日本の車メーカーが大衆EV車勝てるのだろうか?

日本では、今のところ100万円代のEV車を作ることはできない。

 

では、何故、テスラが、100万円代のEV車が作られるか?

私なりの見解は、コスト戦略には、3つの仕組みがある。

テスラのコスト戦略その①

広告費はゼロ

イーロンマスクの知名度でだけのブランディングになっている。

では、広告費がなくても、なぜ売れるのか?

SNSなんです。

Youtubeで、情報収取しているんです。

本音でいい良い所ところ、悪いところが、ユーチュバーから情報発信されるからです。

スマートフォン革命で、今や、メーカー広告よりも、SNS情報のほうが信頼度が高いからです。

消費の動向は、スマートフォン出現よって大きく変わってしまいました。

 

テスラのコスト戦略その②

販売代理店(デイラー)を、世界中どこにも持っていないことです。

販売代理店ではなく、テスラストアを持って世界の都市展開しています。

要するに、アップルストアのお店があるように、テスラもテスラストアがあるのです。

アップルストアのように、テスラを見にいき、そこで試乗したりすることができますが、そこでは販売はしません

しかし、ほとんどの人が、テスラストアも行かず、オンラインで買っているんです。試乗しないで売れているのが、ほとんどなんです。

ようするに、テスラは、D2C(Dierect-to-Consumer)なんです。

コスト削減は、販売代理店が無くなれば、不動産費用、人件費、展示会用車などの経費が抑えられるんです。

 

テスラのコスト戦略その③

製造工程のイノベーション

テスラは、バッテリーをサプライヤーを1本絞り、もの凄い開発を行い、コストが下げている。

そのうえ、バッテリーの充電スピードや、劣化が遅く、コストが下がっている。

サプライヤーの強化で、バッテリー開発が進んでいる。

現在、日本では、バッテリーでは、パナソニックだけが頑張っている。

昔は、TDKなど、日本の多くの企業がバッテリー開発を行っていいたが、今は、その技術を、工場を中国などに売ってしまった。

いつの間にか、目先の金儲けばかりをして、日本のサプライチェーンが弱ってしまったことが悔やまれる。

 

そして、テスラは、革新的インゴット生産している。

インゴット生産とは、鋳造生産をして車のフレームを作り上げることです。

日本の生産は、スチールの鉄板を何十枚重ねながらプレスして溶接を行い、たくさんの工程を行いながら車フレームを作る。

世界中は、ほとんどが、この生産システムであるが、テスラ社は、インベーション製造工程を行った。

それがインゴット生産である。アルミを溶かした液を型にいれて造る鋳造生産方式だ。

鋳造生産しているので1・2パーツだけの工程ですんでしまうので、コストを軽減されている。

また、DX(デジタルトランスフォーメーション)のための工場が、ガンガンに作られている。

そこには、トヨタの改善だけでない、イノベーションが必要不可欠にならなければならない。

 

テスラの圧倒的なコストパフォーマンスは、日本は、一度サプライチェーンから考え直さないといけない。

生産システムのイノベーションは、画期的で、日本の車生産システムが抜かれていることは間違いない。

 

高品質も日本車は遅れている?

それは、自動運転支援

テスラ3は、オンラインアップデートにより運転支援性能が上がっている。

テスラ車は、ECU(Electronic Control Unit)は、自社製を使用しているため、革新的なスピードで進化している。

電装系と、駆動制御、自動運転で3つのECUを使用しているだけである。

しかし、日本車に関しては、多数のECUを使用しているので、コストが高くなっているし、複雑な情報伝達になっいている

テスラのような安全自動運転支援のような車でには追いついていない。

いままでは、部品パーツは、サプライヤーを沢山使用して、得意なジャンルをお願いすることがベストだったかも知れないが

部品パーツが増えることと、高価なECUを使用することになるので、高コストになる。

テスラは、サプライヤーを減らし、合理的に複数のやることを一つにすることで、ECUを3つにすることができ、電子頭脳の情報処理が一段と早くなっている。

テスラは、車にカメラがあり、そこでたくさんの画像情報を集め、その車で実証実験をしており、そのデーターがテスラ本社に飛んでいくのである。

テスラ本社は、集められたビックデーターをディーププランディングして、さらに進化した自動運転支援をアップデートしていくのである。

やっていること凄すぎる。

私は、根っからの日本車好きだが、たまには多少は浮気するが、どうしても日本車が世界のトップイノベーターでいて欲しいのである。

 

余談になるが、

私は、12年前、アップルのiPhoneがでたとき、日本の不動王者ドコモは、ガラケーのiモードが稼ぎ頭だった。

ドコモは、iPhoneに対して、恐れなかった。

日本中、誰もが、ガラケー依存だったが、アメリカでは、ガラケーではなくiPhoneが売れ始めていたのである。

しかし、数年で、日本の市場は、ガラケーからスマートフォンに変わったのである。

日本のガラケーは、負けたのである。

その後、日本のガラケーのメーカーは、ほとんどが携帯電話事業を縮小してしまった。

現在では、端末機のiPhoneは、約60%を占めている。

日本のメーカーは、シャープ、ソニー、富士通の3社が、スマートフォンがわずかである。

ドコモは、完全に時代を読み間違えてしまっために、

今では、ドコモのお客は、iPhoneを扱ったソフトバンク、AUにお客様を獲られたのである。

トヨタ、ホンダ、日産などが、携帯電話メーカーの末路にならないよう願っている。

 

まとめ

テスラの強さ

テスラのコスト戦略Ⅰ(販売)

・広告費ゼロ

・代理店販売店がない

・オンラインでの販売

②テラスのコスト戦略Ⅱ(工場)

・サプライヤーを1本かし、バッテリーのかなりの開発スピードをあげ、価格を下げている

・革新的インゴット生産

③高品質

・他社のEV車より安くて、性能がはるかに高い

・ビックデーターをディーププランディングして、さらに進化した自動運転支援をアップデート

 

頑張れ日本。

日本のものづくりを、皆さんで応援して貰いたいものだ

 

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