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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

一般の人達は、危険な綿織物を買わされている?

2020.09.01

一般の人達は、危険な生地を買わされている?

たとえばマスク生地だが、織物工場から、綿の生機(キバタ)を買うと、相当安く手に入るが、生機は、生地として半完成品になる。糊を抜けば、使用できる。と言って、一般の人達が家庭用洗剤で、生機を洗って使用している人達が多い。そしてマスクにしているとか?

とても危険だ。

織物工場が、染色加工の知識がなく、あくまでも、生機(織物工場で織られて生地)しかしらない、そして洗えば、そのまま使用できるようなことを言っているかも知れないが、生機の糊は、家庭用洗剤では、糊をすべて落とすことはできないのだ。糊はポパール、シリコン系+その他の科学薬剤が使われ付着しているが、専用洗剤でないと、生機の糊は落ちないのである。専門の加工場でも、100%糊を落とすのは難しいのである。

要するに、マスクにしたら、口元は、科学糊が付着して、かぶれがおこり、口の中に入ったら危険なものであるため、絶対使用しないほが良い。

正確にいうと、綿の糊は、加工場でしか落とせないが、家庭洗濯は、何十回洗濯すれば、生機が、生成りから白に変わると糊がなくなっている可能性はあるが、100%とは言えない。

また、生成りというのは、綿の中にある油分があり、本来は、精練して油分を落とすのが常識だが、精練してなければ、油分が生地に残り、あせ、水分などを、吸水性がないのだ。中には、こんな説明している人がいる、生成りの風合いは滑らかで最高と言っている。

半生地であるため、油が生地にあるのだから、それではコットン素材の特徴がなくなってしまっては夏素材として意味がない。

また、半完成品なので綿の特徴は、縮率も悪く、基本的には、生地として使用できないのである。洗えば洗うほど、油分が抜けて、縮んでいく。生成りで製品にしたいなら縮む覚悟が必要になる。

生成りは、成長する生地と言う人がいるが、大丈夫なんだろうか? もう少し生地の勉強をしなと消費者をだますことになる。

最後に、生機を、自宅の洗濯機で洗った生地は、絶対にマスクにしないでほしい。

また、100均とか、一般の雑貨屋から、綿生地を購入して、マスクを作る人がいるが、生地購入先は、しっかり調べた方がいい。なぜか言うと、輸入生地ならば、検査機関を通らず、検査無で、生地が入ってきている場合がある。中には、ホルムアルデヒドを使って加工しているものがある。

ホルムアルデヒドは皮膚刺激性のある物質で、特に肌の敏感な方は注意が必要です。

繊維製品については、現在、下着類等は「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律(家庭用品規制法)」でホルムアルデヒドの溶出量が規制されています。本当に危険な、綿生地はありますので、マスクは進められません。洗えれば落ちるものではなことも知って下さい。

 

また、生地から染料が抜ける場合もありますので、口に入ると、とても危険です。

要するに、安い綿織物の購入、手作りマスクは、今後、購入は気を付けてください。

現在、日本製の生地、そして、織物メーカーから安心できる生地を購入することをお勧めします。

今回、このコラムで勉強してください。

とにかく、意味なく安い生地は注意してください。

これからは、生地購入も、トラサビティは重要になりますので、どこで作られているかは、とても重要になります。

簡単に説明しましたが、生地は、口元に使用する場合は、慎重に判断してください。

HEMPマスク素材の説明も、読んでください。

とても、安全な素材です。

生機(キバタ)織物は、綿糸を糊付けをする。織物工場は、糊付けした織物を織る事になる。このままでは生地としては半完成品になります。一般的には、洋服にすることはできない。生機から、加工場で、糊抜き、精練、晒、染色、仕上げの工程まで行くことで織物として完結する。

福田織物のHPは、http://fukudaorimono.jp/