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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

伝統的習慣、伝統的織物を壊し、新しいテキスタイルを。

2020.01.01

福田織物が、賃織りをすべてやめて、テキスタイルメーカーを目指すために、まずは、やらないことこと決めた。

①賃織物を絶対にやらない。

②今まで、賃織りで織った織物はやらない。

③問屋からの仕事は受けない。

④下請けにならない。

以上4つは、30年間、やってはいない。アパレル、デザイナー、小売りに直接、染め上がりテキスタイルで販売している。

 

テキスタイルメーカーとしてやることは、誰もやらないテキスタイルを目指した

遠州織物の伝統的な和の着物テキスタイルと、欧米のテキスタイルをフュージョンとさせた先染めテキスタイルを開発を行った。

明治から昭和に遠州で作られていた伝統和テイストな生地は、糸が太く、重い、固いテキスタイルだったので、日本の伝統的なデザインや絣などの技術を残して、その他、全てを壊す発想で、糸は超長綿の細い糸を使用して、織物の密度もしっかりといれながら、柔らかな洋服になっても形が壊れないような企画しテキスタイルを開発を行った。

私は、伝統的な絣織物には、全く興味がなく、テキスタイル開発として、絣糸には無限の可能性を感じていた。今は、廃業してしまった浜松で1社しかなかった橋本絣染工で、綿80/2強撚糸に絣染をしてもらったが、強撚糸は、水分が着くと、縮む性質があり、木造で作られた歴史ある綛機を縮により、たくさん潰してしまった。橋本さんは、若い私に未来を投資してくれるかのように、壊れても、壊れても、挑戦していただき、念願の綿強撚糸絣ドビー織物を完成した。

賃織をやめてから、テキスタイルメーカーとして、企画・製造・販売までを考えていたので、1年間は、収入が無く、会社経営に危機的状況に追い込まれていた時期、やっと1年後に、福田織物しかできない、誰も作ったことなの絣ドビー織物や絣チェックなど、新分野のテキスタイルが完成した。

当時は、ヨーガンレールが黄金時代で、この絣テキスタイルは、和のアパレルから注目され始めていた中、島根県の石見銀山生活文化研究所の登美ブランドに採用され、福田織物の経営危機から何とか脱出した。

今では、絣ドビーや絣チェックテキスタイルは、石見銀山生活文化研究所だけに開発して販売している。

私にとって、福田織物テキスタイルを、今まで応援してくれた、石見銀山生活文化研究所を経営している松葉夫妻には、大変感謝している。私に取ってテキスタイル人生が、ここからスタートした。

20年前に、石見銀山生活文化研究所で採用された、当時としては、画期的な絣ドビーチェック織物。

伝統的の技術を、着物だはなく、洋服生地として開発した、若き自分が執念で、伝統的和を壊しながらアップデートした絣織物。

私は、これからも、形あるものを壊し続け、新しいテキスタイルを作り続けていく。

 

 

 

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