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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

冬の静電気なくすには。 今売れている洋服素材の特徴を知ることです

2020.11.11

いよいよ冬のシーズンにはいりました.

冬と言えば、ウール、カシミア、ポリエステル、アクリル、繊維などが代表素材です。

しかし、ウールの生地が、なかなか手に入らないとか、生地値が高くスクが高くなります。

そして、消費者からウール離れが起こっています。

要するに、気候の温暖化だと思います。

私の住む静岡県掛川市でも、1年間で雪を見るのは数回しかありません。それでもも、20年前までは、池に氷が張ったり、雪が多少ですけど降りました。現在は現在、雪が降ることも年に数回あるかないかです。

日本の冬は、昔に比べて暖かくなっているのです。

その他にも、環境も変化しており、ドアTOドアの時代ですので、寒さを感じる時間は少なくなりました。

では、冬素材で、どのよな変わっていったんでしょか?

現在の傾向は下記の5つにあります。

①ユニクロのヒートテック

②高密度合繊織物によるダウン

③合繊織物

④ウールの薄手素材

⑤アクリル レーヨン素材

科学が進み、冬物素材が天然素材から科学繊維に変わってきています。

薄くて軽量された保温性が優れている合繊素材が主流になっております。

ユニクロで言えば、下着をヒートテック、合繊の薄いダウン、合繊のジャケット、フリースを着れば、冬対策は完璧です。

とても暖かく、機能も充実してコスパも良く、見た目もかっこいいアパレル製品です。

今では、ほとんどの人達は、ユニクロ製品を身につけていると思います。

でも、すべて科学繊維ですよね。

でも、科学繊維も万能では無いんです。問題はあります。

では、問題点は4つあります。

①静電気が発生する。

②暖かいが、暖かくなりすぎる場合がある

③肌感想、かゆみがでる

④マイクロプラスチック問題 ごみ処理の問題

やはり①静電気は、合繊の摩擦から起こりやすいので、私は、冬は、なるべく静電気をためない、コットンやウール素材の洋服を購入します。

ヒートテックは静電気が発生しやすいという評判は、この素材が出た当初から言われていました。結論から言うと、それは一部、正しい評価だと言えます。この素材は数種類の化学繊維で構成された素材です。この素材自体が静電気を発生させるということはないのですが、問題は重ね着をしたときに表面化します。繊維のなかにはそれぞれ、「プラスの電気をためやすいもの」と「マイナスの電気をためやすいもの」との二種類があるのですが、羊毛は特にプラスの電気をためやすい素材です。反対にポリウレタンのような化学繊維はマイナスの電気をためやすい素材となります。そのため、この二つを重ね着すると静電気の発生を誘発しやすい環境となります。

普段は、ライフワークに合わせて天然繊維の洋服を着て過ごしています。皆さんは、安易で冬服を選んでいますが、私は、なるべく天然繊維の機能的なものを考えて、冬服を買っていますし、実験も行っています。

冬の静電気が酷い方は、洋服選びから考えると、静電気問題は少なくなります。植物繊維素材も静電気を防ぐ機能があると言われています。

②ユニクロのヒートテックは、下着の充実度は凄いですね。靴下、パンツなどのアイテムが増え、さらには発熱量がアップしております。だから、皆さんが買うのはわかります。しかし、汗を掻き始めると、より一層熱くなるます。一日、アウトドアだったら、お勧めしますが、部屋着でしたら、あまりお勧めしません。本来の人間の体温調整がコントロールできなくなっしまうと思っています。

③ヒートテックですが、レーヨン素材になり、レーヨンは水分を吸収する性質なので、乾燥肌の人には、お勧めしませんし、乾燥が激しいので、生地と肌に摩擦が起こり、かゆみを発生する場合もあります。また、素材の弱点というよりは化学繊維全般がもつ弱点なのですが、化学繊維にアレルギー反応を起こす人も一定数います。そういった方は残念ながら、ヒートテックは利用されない方がよいでしょう。

④現在、服の約6割はポリエステルやナイロンといった化繊、つまり繊維状のプラスチックからつくられている。それが洗濯をする度に細かな繊維となって下水へと流れる。繊維はとても細かいため下水処理施設でとらえられきれずに海へと流れていくというわけだ。流れ出た繊維は魚の体内に入り、私たちの身体に入ってくることが懸念されている。

日本における衣類の3R(リユース、リサイクル、リペア)率は約26%。ペットボトルやアルミ缶のリサイクル率(約8割)と比べるとかなり低い。残り7割以上は焼却処分か埋め立て処分されていることになる。日本は衣類の約95%を海外からの輸入に頼っている。つまり大量の衣類をわざわざエネルギーをかけて運び、大半をごみとして捨てている。服が環境に与える影響をみていくと、その深刻さは問題である。

以上、冬素材で、私達に便利で、コスパがある化学繊維は、まだまだ発展途上段階です。

ユニクロ批判ではなく、天然繊維大好きな私は、天然繊維の、本当の実力を知っていただけれと思っています。

 

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