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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

福田織物の織物機械について

2020.09.15

福田織物の織物機械(織機)の紹介する。

福田織物が、超極細綿織物から、超高密度(サウンドクロス)を、どんな織機で織っているのか?

秘密後悔します。

それは、2017年度に入れた。ベルギー製ピカノール社のレピアだ。

  

何故、わざわざベルギー製ピカノール織機を選んだかだ?

高密度織物を織れる、世界代表的な織機なのである。

バーバリーで代表的な、コットンコートは、昔から、ピカノールのシャトル織機で織られていた。日本製のシャトル織機では、高密度織が織りにくいのである。

過去に、私のコラムで、サウンドクロスの説明したことがあるが、超高密度を織る。3つの条件とは・・・・・・・

①原材料が良いこと。②職人の技術があること。③織機には、特性があること。

3つの条件が、揃っていないと織れないことはないのだが、品質は、最悪になってしまう。

その中で、世界で最も、高密度織を得意とするピカノール社織機なのである。

ヨーロッパの織物工場は、ピカノール社のレピア織機を使用している。なぜなのかと言うと。

高密密度織物も、織れるけど、ウール、シルク、麻などの天然繊維が得意で、大量生産ができない、難しい糸、切れやすい糸、デザイン性の入った凹凸感のある糸など、世界TOPブランドが、クリエーション要求の高いテキスタイルを、織れる織機なのだ。

一般的に例えるならば、シャトル織機は、クラシックカー、では、ピカノール社の織機は、スポーツカーのようなものだ。難易度高いテキスタイル、クリエーション対応型の織機である。

福田織物は、そのピカノール社のレピア織機を購入したのである。しかも、先ほどスポーツカーといっていたが、ピカノール社のレピア織機を、更に、改造していただき、オリジナル織機として購入、例えばレーシングカー使用にしたイメージで思って欲しい。。

ドビー24枚使用、緯糸は、12色まで可能、そして多重ビーム使用している。その他には、企業秘密なので、詳しい内容は説明できないが、プロの方から見れば、ピカノール社のレピア織機のフルアイテムが使用になっている。

現在、日本では、このカスタマイズ使用しているピカノール社のレピア織機は、福田織物にある2台だけである。

このモンスター織機を操れまでに、福田織物職人と、オランダ人ピカノール社のエンジニアは、年3回ほど、日本に来てもらい指導していただき、我々の織っているテキスタイルが、まず、ヨーロッパでも織れないようなテキスタイルに挑戦していることを知り、初めに着た頂いたエンジニアから、テキスタイルの難易度が高かったため、ピカノール社の中で1番偉いエンジニアに来て頂き、弊社の織物技術、テキスタイルクリエーションの凄さに驚かれ、一般的には、教えていただけれないことも教えていただいた。やはり、最終的には、レピア織機コンピューターのデータの変更もおこなわれたほどだった。

このような最新鋭織機導入は、弊社の職人の技術のアップにつながっていく、本当に嬉しく感じる。

弊社も、国内、海外で、高く評価されているし、テキスタイルのクリエーションが全てだと思っている。

福田織物は、道具にはこだわらないが、クリエーション対応のために、織機を購入する。素人が、レピア織機を大量生産機などと言って、過小評価する人達が多いが、テキスタイルのクリエーションを求めるならば、レピア織機は、必要不可欠になる。

そして、職人でもあり、技術的にも、ベルギー人のエンジニアと世界の織物を技術論が、話せる会社であるからこそ、福田織物の織物は、常に進化した未来型テキスタイルになっている。

福田織物には、新人のテキスタイルデザイナー、小林と山本の2人の20代の女性がいる。このピカノール社のレピア織機で、どんな未来のテキスタイルが出来てくるのかが楽しみでいる。

 

余談だが、何故、ピカノール社のレピア織機が、高密度を織れるのかを、かんたんに説明しよう。

シャトル織機でも、バーバリーコートは、基本的には、ピカノール織機で織られているし、帆布織物も、だいたいピカノール織機で織られている。日本製のシャトル織機では、帆布の1~3号は、日本製シャトル織機では織れない。

シャトル織機ピカノールが、日本製シャトル織機と違い(恋密度に関して)

☆機械の構造の違い

☆織機の重量、日本製よりも、倍くらい重いと言われている

☆鉄の硬さの問題

これは、私のだけの見解であるため、正解ではないかもしれないが・・・・・

現在のピカノール織機も、レピアのなかでは、世界一の高密度を織れる織機になっている。今でも、3つのことが、ピカノール社の特徴だと思っている。

https://www.youtube.com/watch?v=UB-Hpb7IJSo&t=95s

ピカノール織機を見たいな、と思っているデザイナー、アパレル関係者さには、連絡を頂ければ、いつでも見学はOKです。しかし、同じ業界関連な方、企業秘密もありますので、断ることもありますので、宜しくお願いします