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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

綿織物の風合いについて 糸と織

2020.02.25

福田織物の風合いとは、

糸は、基本的には、長繊維綿、超長綿を使用しています。

ですので、生地は柔らかく、光沢ある生機ができます。

シャトル織機でも、シャトレスのレピア織機で、織って、光沢ある柔らかな生地になります。

シャトル織機の風合い、レピア織機の風合いは、同じ風合いになりませんが、どちらも素晴らしい風合いを表現します。

福田織物は、現時点では、レピア織機で、織物を織っています。

レピア織機で織る風合いづくりは独特で、シャトル織機では出来ない、風合いを出すことができます。

また、経糸や緯糸を、最大限緩めて織ることもできますし、回転もシャトル織機1/3のスピードで、ゆっくり織こともあります。ですので、糸のストレスをかけずに織りますので、柔らかな風合いや、糸による縮率差による凹凸感がでて、世界のメゾンから高い評価をいただきながら販売に繋げております。

レピアでの特徴(遠州シャトル織機を対象にて)

      

レピアヘッド R200                バーマテックスレピアヘッド

①綿超強撚糸が織れる

②強撚糸のS撚り・Z撚りの交織がが可能

③糸番手(糸の太さ)の幅が広く対応できる。綿3/1~綿300/1まで対応可能

④高密度の織物を織ることができます。

現在、解っている範囲で書き込んでいますの、ご了承ください。

綿強撚糸を使用した織物は、シャトル織機でも技術のある織物工場は織れますが、遠州産地では、レピアで織るのが一般的になっています。生地は、シルケット加工すれば、滑らかなドレープがでて、綿なのにウールのようなタッチ風合いになります。どちらかで言うと、ドレスタイプやスカート地に使用されます。この生地をノンシルで液流で染めると、生地が膨らみと弾力がでて落ち感のある、エレガントなカジュアルになりますこのような風合いは、ヨーロッパでもあまり見かけませんので、欧米のメゾンには評価が良いテキスタイルです。

  

Z撚り綿強撚糸で織るのが、①になりますが、S撚り綿強撚糸は、30年前はありませんでした。30年前、私が、シルク織物を勉強していたころ、シルクの風呂敷が、正絹縮緬でした。このシルク風呂敷を綿で織ろとし事がきっかけでした。西陣織物は、今でも世界を圧倒する伝統技術があります。その中で、シルクには、Z撚り強撚,S撚り強撚の糸がを使って縮緬は織れれていたのです。綿織物では、Z撚りが主流で、S撚りの綿糸は、ミシン糸しかなかった時代です。もちろん当時は、S撚り糸は、ミシン糸で使用しました。ミシン糸を、さらに追撚して強撚糸にして綿風呂敷縮緬を開発しました。しかし、シルクのような激しい縮緬てきな凹凸感ができませんでしたが、今までに見たことない、小さな凹凸感がでて、また、手触りも柔らかく膨らみのあるテキスタイルになり、初めてみる綿00%1コットンジョーゼットが完成しました。現在では、綿S撚り強撚糸は定番で売れらています。愚痴になりますが、新しい商品を開発して、話題になると必ずコピーされてしまうの現実です。今では、レピア織機でしか織れないコットンジョーゼットは、福田織物の主力商品になっております。

③レピアで最も、得意なジャンルは、細い糸から太い糸まで織れることです。遠州織物では、綿100/1まで織れる織物工場は、ほとんどいませんでしたが、レピアにより、さらに細い、綿120/1、140/1、160/1まで織れるようになりました。最終的には、綿300/1まで織ましたが、レピアは、カメラで例えると、一眼レフみたいのところがありまして、ピンとを合わせていけば、織れます。もちろん、織れるまでの調整は、福田織物のベテラン職人が時間をかけて行っていきますが、この300/1は、約、6ヵ月以上かかりました。職人の技術とあきらめないマインドで、世界一細い綿300/1を織ったのです。細い綿糸でのテキスタイルは、福田織物の十八番になります。

綿300/1ストール、 世界一細い糸での織物生産ができ、販売まで繋がった。透明感があって、究極な柔らかさである。あまりにも軽いので、首に巻いても重さが感じられない。

高密度織物ですが、福田織物は、細い綿糸で高密度を織ってまいりました。綿80/1~綿140/1までは、お客様から高い評価をいただきながら、福田織物の高密度綿織物は、大変良く売れています。高密度の基準は、30年前ならば、タイプライターなどの綿織物が高密度と言っていましたが、今は、そのレベルではなくなり、タイプライターの1.3倍以上に密度がはいっているものが高密度と言われるようになりました。福田織物の高密度は、ミシンのハリが生地に通りにくいと苦情もでており高密度織物は、非常にリスキーな生地ですが、ペーパーライクで紙のようになってしまい、面白い生地になっております。また、高密度は、生地を左右に力強く引っ張ると、パンパンと音が出ます高密度特有な風合いになっており、福田織物では「サウドクロス」と言っています。

      

インチ眼鏡(ルーペ)で見ると目が詰まっている。左側は、超高密度綿80/1のテキスタイル。右側は綿100/1ローン見てみると、かなり糸と糸の間の空間率が違う。