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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

綿麻 (風合いについて) 福田織物が解説します

2021.01.27

綿麻 風合いについて  福田織物が解説します。

綿麻織物は、麻100%の織物より、柔らくて膨らみがある、そして生地値が安い。

こんなイメージを持っていますよね。

今回は、綿麻だけでも、知っておかなければならい情報を紹介していきます。


その前に、弊社の紹介をさせていただきます。

静岡県掛川市で織物工場を経営しています。

特に、綿織物を中心に天然繊維を研究し提案しています。

テキスタイルを企画・製造・販売を行っています。

テキスタイルデザイナーの育成、織物職人の育成を行い、遠州織物産地の持続活性化に務めています。

国内,海外アパレルに生地を直接販売しています。

綿織物の生機織物生産は、ほとんど、自社工場生産90% 残りの10%は、産地内の織物工場に、協力していて頂いており、

地元の織物工場、染色工場に仕事をまわせるように、日々努力しています。

現役である、遠州織物の職人であり、経営者として、テキスタイル講座、産地情報、テキスタイル紹介などを、コラム、Twitter Youtubeで発信しております。

織物産地の持続を願い、活動しています


目次

①綿麻とは

②綿麻の生地風合い

③混紡糸と交織織の違い

④機能


 

①綿織物とは

綿と麻が混ざった織物になります。

綿の柔らかさ、麻の硬さが混じり、麻の硬さが和らぎますので、とても柔らかな生地になります。

綿麻の生地は、いろいろなタイプがあり、特徴、風合いも大きく変わってきます。

特徴は、後で説明しますが。綿麻には、混率がありまして、

綿85%麻15%、綿70%麻30%、綿50%麻50%など、混率%のバリエーションがありますので、

綿麻を選ぶ楽しみがあります。

②綿麻の生地風合い

綿麻生地は、大部分は混紡糸を使用されています。

混紡糸とは、綿の原料と、麻(リネンとラミー)の2つの原料ワタを混ぜて糸にしたものです。

綿麻混紡糸には、混紡率がありまして、綿80%麻20%、綿70%麻30% 綿50%麻50%、綿40%麻60%など

混率違い綿麻が販売されています。

綿混率が多ければ、綿織物に近くなり、とても柔らかな生地になり、麻の混率が多くなれば綿麻生地は硬くなります。

また、麻がはいると綿よりは、生地が硬くなり、夏場の肌離れが良く清涼感ある素材になります。

③混紡糸と交織織の違い

綿麻混紡糸は、先ほど説明しましたが、少数派ではありますが、交織で織る綿麻織物があるんです。

例えば、経糸が綿糸で、緯糸が麻で織ることを交織といいます。

交織で織った綿麻は、綿麻混紡糸で織った生地は、とても硬くなり、どちらかで言うと麻素材に近い生地になります。

また、織では、綿と麻が相性が悪く、生地のスリップがしやすく、引き裂きが悪くなるので、織の段階では、高密度で織ることになります。

混紡糸の特徴

生地が綿素材よりで、柔ららかな素材である。

綿麻混紡糸の場合は、経緯で使用して織物が主流である。

糸にムラ感がある。

用途:シャッ、ブラウス、ボトム向け

糸写真

交織

生地が硬い。

交織織は、例えば、経糸が綿100%、緯糸が、麻100%を使用して織った生地のこと。場合には、経糸が麻で、緯糸が綿の場合もある。

麻糸の硬さがでるため、綿麻混紡糸の織物と風合いが違う。

艶感がでる

糸にムラ感がある

用途:ボトム、アウター向け

注意点

※生地の目ズレが出やすいので、生地を選ぶときは、要注意です。

※綿麻のわりに、麻100%の生地と変わらないくらい高い価格生地である。

 

例えば、赤が経糸=綿糸  白が緯糸=麻 このような織り方を交織と言う。

④機能

綿麻は、機能的には余りないと感じています。

要するに、麻の特徴は、速乾性があることですが、綿は、逆に速乾性がありません。

綿の混率が50%以上あれば、ほとんど速乾性がないと思ってください。水分が吸収して、速乾しにくくなります。

また、麻比率が綿より多ければ、速乾性がでてきます。

綿麻の機能

①水分の吸水性が良い

②綿にくらべて肌離れがいいので、清涼感があります。

また、麻混率が上がると、生地が硬くハリ感がでますので、さらに清涼感が良くなってきます。

③麻は、水分の吸水も良く、速乾性もありますので、夏素材としては、麻混率の高いものほど、速乾性があります。

 

まとめ

綿麻と言っても、生地の作り方では、特徴、風合いも大きくかわる。

混紡糸の綿麻は、シャツやブラウスなどに向いている。

綿麻の糸を厚くすればボトム向けにも、広範囲に対応できる。

では、交織の綿麻は、シャッなどには、生地が硬いので向いていない。できれば、アウターやボトム向けに使用することを

おすすめします。

 

福田織物は、自社で企画し、自社で生産、自社での販売を行っています。

人づくりは、モノづくりが原点になっています。

また、糸から、フエアトレードされた原料を行い、自社生産を行い、国内の染色工場に依頼しております。

買っていただくと、遠州産地の分業にお金が回りますし、国内の染色にもお金が回ります。

サステナビリティとは、(sustainability)とは、「持続可能性」または「持続することができる」という意味。

サステナビリティへの取り組みというとき、織物産地を持続すると意味で、取り組んでいきます。

 

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