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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

遠州産地 【1~2月の状況】 織物産地

2021.03.11

遠州産地 【1~2月の状況】 織物産地

去年、4月から日本中に、新型コロナ感染拡大が起こり、約1年を迎えているいる。

遠州産地も、相変わらず良くない。

1年もたって、遠州産地は変わらず、静かなもんだ。沈んでいいる。


その前に、弊社の紹介をさせていただきます。

静岡県掛川市で織物工場を経営しています。

特に、綿織物を中心に天然繊維を研究し提案しています。

テキスタイルを企画・製造・販売を行っています。

テキスタイルデザイナーの育成、織物職人の育成を行い、遠州織物産地の持続活性化に務めています。

国内,海外アパレルに生地を直接販売しています。

綿織物の生機織物生産は、ほとんど、自社工場生産90% 残りの10%は、産地内の織物工場に、協力していて頂いており、

地元の織物工場、染色工場に仕事をまわせるように、日々努力しています。

現役である、遠州織物の職人であり、経営者として、テキスタイル講座、産地情報、テキスタイル紹介などを、コラム、Twitter Youtubeで発信しております。

織物産地の持続を願い、活動しています。


目次

①平、ドビー綿織物

②ジャガード織物

③麻織物

④コール天(コーデュロイ)

⑤染色加工

※3月~4月の受注予想 

 

遠州織物産地の1~2月の情報

※遠州織物産地は、掛川市、御前崎市、菊川市、袋井市、磐田市、浜松市、湖西市、7つの市で成り立っています。

※この予測は、あくまで織物工場へ、直接聞きこんだ情報なので、正式な情報ではないので、ご理解お願いします。

①平、ドビー綿織物

受注量が低迷しています。新聞だと3割減と言われていますが、その情報も、あてにはならないと思っています。

生産は、40~50%稼働しているが。生産量は、おおよそ35%以下だと思われる。

特に、綿織物は、低迷で、3月の展示会後のアパレルの発注待ちであるが、遠州産地は、綿、麻の産地なので、期待は薄い。

②ジャガード織物

ジャガード織物工場も、仕事が激減しており、稼働率は、35%以下で生産量は30%以下と思われる。

現座は、工賃は低いが、カットジャガードが産元の見込生産で、生産されているが、2月になると、見込生産のリスク商品も

量の減産も言われ始めているそうだ。

③麻織物

リネン織物は、ここも経本数も決まっており、経通しが要らないため、去年まではフル稼働になっていたが、

2月にはいると、発注が減り始めている。

リネン生地在庫は、産元がリスクして持っている。と言われている。

素晴らしいA産元である。産地の貢献度はとても大きいが、A産元の負担になっている。

頑張っている素晴らしい産元であるが、産元の限界はきているのは間違いなく、ここにきて数量は落ち込み始めている。

稼働率60%、生産量は40%だと思われる。

④コール天(コーデュロイ)

生産は、2月から出始めているので、専門のコール天織物工場は、忙しくなりつつある。

専門の織物工場以外でも、コール天をかけるところが増えてきている。

コール天稼働率100%、生産量80~100%だと思われる。

去年、新型コロナ感染で、キャンセルを受けた在庫も、少しながらづつ減ってきいる。

⑤染色加工

1~2月までは、染色加工は低迷しているが、染色加工は順調に進んでいる。

3月からは、秋冬モノの受注が入るため、従来だったら6月末までは忙しい時期にはいるのだが、今回はどうなるだろうか?

また、2月までは、雇用調整助成金を使って、週休3日制体制はおこなわれている。

今後は、国の雇用調整補助金が終わると思う。

その後の経営は、相当厳しくなると思われる。

 

※3月~4月の受注予想  

①平・ドビー織物  予測:普通

3~4月は、秋冬物で受注は増えていくことになる。

予想としては、2年前、秋冬の70%の受注があると思われる。

②ジャガード織物  予測:超低迷

ジャガードは、相当、厳しいと感じられる。

現在、受注は超低空飛行である。

 

③麻織物  予測:超低迷

3~6月までは、秋冬シーズンなので、期待は少ない。

従来だったら見込生産として、紡績が在庫を持ってくれたが、今回は、そうとう難しいだろう。

地元産元も、在庫を持つには、限界がきている。

④コール天(コーデュロイ) 予測:良い

3~5月末までは、受注がありそうだ。

去年の在庫も減りつつあるのと、全体的には、産地には、ほぼ在庫が無いと思われるので、生産は相当タイトになるはずだ。

⑤染色加工 予測:普通

これから、秋冬の受注が入ってくるので、忙しくなってくる。

しかし、5月以降は、息切れしそうな感じである。


福田織物は、自社で企画し、自社で生産、自社での販売を行っています。

人づくりは、モノづくりが原点になっています。

また、糸から、フエアトレードされた原料を行い、自社生産を行い、国内の染色工場に依頼しております。

買っていただくと、遠州産地の分業にお金が回りますし、国内の染色にもお金が回ります。

サステナビリティとは、(sustainability)とは、「持続可能性」または「持続することができる」という意味。

サステナビリティへの取り組みというとき、織物産地を持続すると意味で、取り組んでいます。

また、環境破壊のないような、織物生産をおこない、地球にやさしさを考えながら活動しています。

有限会社福田織物