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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

遠州織物 9月の状況は最悪

2020.10.06

織物工場は、限界にきている。

8月、9月になると、深刻な不況は強烈にやってきた。

織物工場は、稼働率では、25%位の比率だが、生産率では、10%近くまで減少している。

もちろん弊社も、同じようなものだが、一応、60%以上の生産を維持しているが、先行きは不安を感じる。

話は戻すが、遠州織物の①綿織物は、致命的な生産減少であり、分業体制が壊れ始めている。また。織物工場では、大きな差が生まれている。仕事量の無い所は15%以下まで落ち込んでいる中には、景気良い織物工場もいるが、そこで織った織物が、染色工場に反物が無い。基本的には、ほとんど生地生産されていなく、織物織機にかかっているが生産されていないことなのである。

麻も、今まで、遠州の稼ぎ頭の素材だが、やはり全体的に止まってしまったが、②麻織物の現状は、60%稼働で善戦している。生産率は35%以下と思われる。中には、100%の生産をしている優秀な織物工場もある。そこは、M工場だが、技術レベル、生産率の高い織物工場だ。ちなみに、すべて量産織機(レピアルーム)を使用している。賃織だが、やはり技術のあるところは、このような時代になっても仕事は集中してくる。逆にない所は、技術がないわけではが、生産性のあるところ、年齢の若い人に仕事を回していると思っている。

③ジャガード織物も、相変わらず、受注が弱いが、ジャガードで、平織りを織っているところもあるが、逆に、ジャガード平織りは、年内いっぱいまで受注が着いているそうだ。ここで、ジャガードでシャットル織機の平織りこそ、究極な織物である。現在のシャトル織機も30年前までは、量産高速織機だった。本来の、手織りに近い風合いを求めるならば、ジャガードで平織りが、より手織りに近くなるのだ。要するに、昔の手織り機は、経糸は、現在のような金属ヘルドではなく、糸紐の中に金属綜絖があり、1本1本の経て糸の高さが違い、案外、ジャガードも同じのである。このジャガードシャトル織機こそ、手織りの再現に近いと、私は思っている。こだわり織物こそ、現在は、求められているのである。 本当に嬉しいかぎりです。

では、コールテンは、どうでしょうか?

激減してしまいました。

本当にヤバい状況ですね。20%しか稼働していません分業なんで、仕事がなくなり次第で廃業するこになると思います。

私の先輩、丸敏織物(産元)が、頑張っているおかげで、コーデュロイ産地が保たれています。本当に感謝です。だから、福田織物もBECCO次世代コーデュロイが生産できるのです。丸敏織物には、感謝、感謝です。

皆さん、コーデュロイ産地を守りたいんです。コーデュロイ生地、天龍社モノを買っていただければ、本当に助かります。宜しくお願いします。

 

全体トータルで、結果ですが、20%以下の生産しかされていません。

 

現在、私が所属している天龍社織物組合は、1994年には、1600社ありましたが、現在、9月時点では、56社だけになっております。1年間で廃業される工場は10件になっております。このままいけば、6年後には、天龍社織物組合会員数は、データー的にはゼロになることです

本当に、織物産地がなくなっていいんでしょうか?

資本主義なので、致し方ありませんが、新型コロナは、元気な企業まで廃業に落とし込まれます。

⑤染色加工の、本当の状況はわかりませんが、週休4日間のあるところまであります。本当に大丈夫でしょうか。染色工場が、廃業したら、日本全国の織物工場も、同じ廃業しかないのです。織物産地は、今すでに海外とのアドバンテージはなくなってきていますが、本当に海外生産でいいのでしょうか?

アフターコロナこそ、日本にサプライチェーンを残さなくてはなりません。少ロット生産を日本にと言っていますが、ミクロからいうと少ロット生産かもしれませんが、マクロからいうと、大量ロットでないと産地は崩壊します。

染色工場は、結構、損益分岐点が高いので、ある程度の仕事量が欲しいわけです。

しかし、アパレルが、商社を使ってやるビジネスですと、海外から安い生機を投入して、染めて日本で販売しているところもあるんです。名前は言えませんが、かなり、このパターンは多いですが、織物工場と染色工場は、一心同体ですので、織物工場が減らなければ、染色工場も減らい訳です。儲けることは大事ですが、本当に儲けることは、マクロ的に考えていただきたいです。

できれば、産地に直接に、発注していただければ、織物産地の復活します。

宜しくお願いします。

10月に入りましたが、少しながら、アパレルからの受注が入ってきました

ありがとうございます。とても感謝しております。