刺し子3重織 世界に売れた理由とは?
2022.04.11
30年前に、開発した「刺し子3重織」なぜ、世界に売れた理由とは?
1990年には、福田織物が、賃織り加工~テキスタイルメーカーになったときのころに開発された生地である。
そのときから約30年前はテキスタイル展示会にでて「子3重織刺し」販売していたが、残念ながら2015年まで、全く売れなかった。
しかし、2015年後から、海外から「刺し子3重織」が売れ始めた。
いくつものの欧米ブランドに売れ、2018年には国内まで売れるようになった。
現在でもコンスタントに、国内外にも販売を行っている。
今回は、この生地「刺し子3重織」が何故売れたのかを分析していきたいと思っている。
目次
売れた理由
①刺し子の生地表面が独特な凹凸感がある。
②生地の厚さがしっかりしている
③生地の刺し子のテキスタイルデザインが良い
④トレーサビリティ
上記の件が、海外のブランドが購入決定した理由であると思われる。
①刺し子の生地表面が独特な凹凸感がある。
初めから生地表面を凹凸感を出すために、変形3重織組織を開発した。
組織も複雑だが、生地を部分的なところを膨らみをつけるために、5種類の異なる太さの糸を使用してテキスタイル開発をおこなって、
あえて凹凸感を出してみた。
②生地の厚さがしっかりしている
3重組織を用いたテキスタイルなので厚みはかなり出てしまった。
そのうえ綿糸でも最高に太い糸と細い糸の組み合わせが、かなりの膨らみと厚さができてしまった。
目付は。なんと315g/mもあるのでテキスタイルもライトヘビー級になったしまったが、そのウエイトが海外受けてしまったと思われる。
③生地の刺し子のテキスタイルデザインが良い
やはり見た目の「刺し子3重織」のデザインはGOODですよ。
イメージはミシンのステッチなので、相当リアル的にデザインされたテキスタイルだ。
④トレーサビリティ
福田織物では、生地生産は弊社で織っています。
加工も国内の染色工場を使用しています。
遠州産地と国内の織物産地をしよう
織物工場:有限会社福田織物
住所:静岡県掛川市浜川新田771
染色加工:鈴木晒整理株式会社
住所:静岡県浜松市中区助信町43-11
メンズをイメージして織ったテキスタイルだが、初めて購入してくてたフランスのレディスブランドだっが、その後からメンズブランドの購入が増えていった。