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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

2020年織物工場の未来

2020.01.26

2020年、遠州産地は、どうなっていくんだろか?と不安を感じる。

アパレルは、2019年の冬物は、暖冬のため、アパレル商品の売れ行きは悪いと思われる。

在庫負担や販売不振で、アパレル会社は蝕んでくる状況であるため、織物産地にとっても厳しくなると思われる。

弊社は、今後、2020年以降は、どのような計画していくかを発表する。

①現状の織物生機を、アップデートしていく。

現在の織物を、グローバル競争に勝てるテキスタイル開発を行っていく。ここでは、具合的なことは言えないが、テキスタイルの方向性が、しっかりでき始めて、形になりはじめたたら、展示会やSNSで紹介していきたい。コスパ商品は、作る予定はなく、福田織物しか織れないテキスタイル提案をしていきたいと思っている。

忘れられている伝統技術を、現在の技術を工夫して、また、産地外のメンバーと取り組みを行いながら、遠州の伝統技術織物を復刻させながら、現在にマッチしたテキスタイルを織り上げていく。シアサッカー、芯入りピケ、ピンタック、先染めドビーストライプなど、今までにないようなテキスタイルとしてアップデートしていく。

                 

先染め芯入りピケ          シアサッカー             ピンタック

②染色工場のネットワーク化を強化

今後、2020年以降は、織物工場以上に悪いのは、染色工場になる。染色工場の場合は、光熱費が相当のコストがかかるため、固定費と流動費が高く、経営を圧迫している。ある程度の、仕事量、損益分岐点を下回れば、アッという間に、赤字になる体質なのである。しかしながら、年々、染仕事量が減ってきているてため、厳しい2020年になりそうだ。赤字が数年続くようになった場合は、閉業、又は、倒産になる可能性がある。

弊社としては、アパレルに営業を強化して、販売を増やして、染色工場に、たくさん仕事を出していきたい。また、ネットワークを強化して、商品開発や、問題が出ないようなテキスタイル作りを行っていく。その他には、一番大事なことは、新商品を、同じベクトルで開発していくことが重要になる。

③人材の育成

若い20代の人材が、織物産地でもてはやされているが、実際は、まだまだ高齢職人がいないと産地は成り立っていかない。産地の高齢職人が、若者に技術の継承しなければならないのに、実際、おこなっているのかは疑問を感じる。

①織物の知識 ②織物組織 ③織物の織り方 ④織物染色 ⑤仕上げ加工など、5つの専門知識を習得していかないと、テキスタイルメーカーとして生きていけない。弊社の若い社員は、勉強会を行っている。今後、テキスタイルメーカーは、グローバルになり、かなりの専門知識をもっていかないと、日本のテキスタイルの優位性が無くなってしまう。弊社から、数年後には、世界で戦える、本物のテキスタイルデザイナーをつくりあげて行こうと思っている。

基本的には、3つをテーマとして、福田織物は、2020年は、行っていくことになる。

マーケットインのビジネススタイルではなく、福田織物は、あくまでも、プロダクトアウトで、今、福田織物全社員と、世界にない、驚くようなテキスタイルを、この世に生まれてきた自分達の存在意味を感じていきたい。と思っている。もし、このようなことが出来ないならば、福田織物の価値はないと思っている。