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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

【backyard column12】コクヨのノートから生まれたストライプ柄とドビー組織

2020.07.16

木曜日お疲れ様でした。

バックヤードの山本です。

 

先日の

テキスタイルデザイン 先染め企画を振り返る

で振り返ったボーダーストライプですが、

ハンガー作成の際に柄のひとつひとつに名前を

つけています。

その中でletter stripe (レターストライプ)という

名前をつけた柄があるのですが

これは企画が始まる時にコクヨのキャンパスノートに

ざっくりしたイメージを書き込んだことが

きっかけで付いた名前です。

(福田織物はコクヨのキャンパスノート

使うことが多いです。)

ボーダーのイメージを書き込んだ時に、

ふと、ノートの横罫の線が目に入って、

この線も入れてみたら面白いかも?と思い、

ノートや便箋の横罫をイメージした細い線を

先染めの設計にいれてみたのがきっかけです。

 

そして今回のボーダーストライプは平織りの企画ですが、

このレターストライプは、ドビー組織verも

つくってみました。

ノートの横罫と差をだすために、

太いストライプだけ、厚みと色が濃く見せるために

数種類のドビー組織をストライプの線ごとに

入れてみたらどうだろう?

と思いシュミレーションからやってみました。

デザインシステムのシュミレーションの段階では

画面上での完成なので、問題なくちゃんと

シュミレーションされました。

実際に織りにはいるとそこで現実的な問題に直面…

 

平織りとは全く違う組織を、太いストライプとはいえ

全体で見たら短いピッチのなかに3種類いれたので

実際に織り出してみたら、組織が変わる境い目で

織機が止まったり、大きい隙間ができたり、、、

 

そもそも織り出す前のプログラム作成の段階でも

かなり苦戦してやっと出来た!という

感じだったのですが、なかなか一筋縄ではいきませんでした。笑

そこから工場長と副工場長に色々相談して、

プログラムや設定を何度か試して

実現したletter stripeドビー組織verです。

 

色んなプログラムで試織をしまくったので、

都度、油性マジックで情報を書き入れていたため

試織中の生地はこんな感じになっていました。

(テストで洗ったときにも、情報がわかるよう

油性ペンで書き入れたりします)

 

いま見返すと、本当にノートみたいな使い方しているように見えますね笑

 

 

先日、社長と一緒に装苑など雑誌を

見ながら打ち合わせしていたときに、

(ドビー組織が入ってると服のシルエットが

特徴的にでるからすぐわかる)

と教えてもらいましたが、なるほど〜と思いました。

確かに平織りや綾織りなどの生地のシルエットと

比べると特徴的だなと。

 

今回は、ストライプにドビー組織いれたい!

という直感でしたが、

このドビー組織の特徴的なシルエットが服になった時に

良い方向にふれるようなイメージを持ちながら

企画していくことも今後必要だな、と感じました。

 

奥が深い!テキスタイルデザインの面白いところは

生地になったら自分の手から離れて

新しい形に生まれ変わっていく という

もう一段階あるところだと思います。

 

本日も別件ではありますが、

福田織物の生地をつかってくださっている

ブランドの製品を手に取る機会があったのですが

(この生地、こんな可愛い製品になったんだ〜)

(縫製するとこの部分、こんな風になるんだ!)

と自社で織っている生地の新しい一面を

見れて面白かったのです。

 

まだテキスタイルデザインとしての仕事は

始まったばかりですが、

良い企画をしていけるよう頑張ります。

 

 

それでは、1日早いですが、

今週もお疲れ様でした。

 

よい週末をお過ごしください。

 

山本

 

 

#福田織物 #遠州産地

#テキスタイルデザイン #ピカノール

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#デザインインスピレーション

#ドビー織り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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