【backyard column50】先染めボーダーストライプ生地をシャツでシュミレーション
2020.12.14
こんばんは
バックヤードの山本です。
早くも12月も2週目に…。
工場では年末に向けて少しずつ
糸や生地、事務所の整理整頓や
片付けをはじめていきます。
先日からデザインシステムのマッピング機能を取得しようと
奮闘しています。
先染めストライプなど柄が発生するテキスタイルは、
(実際服になったときに柄の大きさってどのくらい?)
ということがわりと重要だと思うのですが
それをおおよその実寸の比率でシュミレーションできます。
なので、
(例えば身幅50cmのシャツを5cm幅のストライプ生地で
つくったら柄はシャツになった時どんな見え方する?)
というシュミレーションができるので便利です。
生地も実物をスキャンしてリピートをつけることが出来たり
素材感を追うことも可能です(あまりきめ細やかな部分までは追えないですが)
その機能をつかって最近はストライプの生地を
洋服にマッピングしてシュミレーションする作業を
説明書や島精機に電話しながらこつこつ覚えておりました。
シュミレーションするためのベースのデータを
つくるのが一番難しく・・・
レイヤーを分け、なんかメッシュデータというものを作成し・・・
まだまだ精度は甘いですが何とかマッピングは出来ました!
面白いですね~
このボーダーストライプはpajamaストライプというネームを
つけたのですがちゃんとパジャマのようなイメージでシュミレーションされ満足です。
シュミレーションで使用しているのは、以前よりバックヤードコラムに書き綴っていた
先染めボーダーストライプの生地。
実は見本用試織反の数柄1.4~1.5mずつが手元に残っています。
本採用しなかったカラーバリエーションや
残った経糸でお気に入りの柄や配色を余分に織っておいたものなのですが
今回オンラインストアで1柄1.4m(1.4~1.48くらい?)限定で
数種類のボーダーストライプを掲載したいと思います。
そのとき一緒に、マッピングしたイメージシュミレーションも一緒に
ご案内してみたいなあ、と思いこつこつ進めておりました。
1.4mとなんて半端なm数・・・と思われるかもしれませんが
すみません・・。笑
福田織物では、大体先染め柄の試織は1反の中に1.5mずつ柄や配色をとって見本ハンガーやスワッチを
作製することが多いのです。
そして、加工に出すと縮率もあるので大体1.4m~であがってきます。そのため、今回は1柄約1.4mでのご案内となります。
巾は140cm幅ある生地で、ボーダー方向でもストライプ方向でも使える仕様なのですが
調べたところ、もしかして大人の長袖シャツは用尺的に厳しいのでしょうか・・・・
でも半袖シャツやブラウスはいけるかな?
また、カラフルなデザインも多いので子供服などにも向いているかもしれません。
デザインも中には、どこに着ていくねん!と言いたくなるような
変わり種ボーダーストライプもあります。笑
春に、イメージ収集からデザインシステム、
ピカノール織機にはりつき緯糸をこまかく変えながら試織し、1つ1つにネーミングをつけたボーダーストライプです。
糸も100/2ガス焼きという毛羽立ちの少ない綺麗な綿糸を使用しています。
1.4mと中途半端な用尺ではありますが
新しい形に生まれ変わらせてくれる方、ぜひ!
ただいまシュミレーションや写真撮りなど絶賛準備中で
掲載日はまだ未定なのですが今週来週には掲載します。
その時はまた正式にお知らせさせてください。
なかなか楽しい準備です◎
(明日12/15 18:00 にはFukuFukuBOX予約販売スタートします!)
それでは皆様本日もお疲れ様でした。
次回は木曜日に更新します。
山本
#福田織物 #テキスタイルデザイン #テキスタイル