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TEXTILE COLUMN福田織物のテキスタイルコラム

【backyard column56】福田織物の生地で草木染め インド茜で染まった3つの色

2021.01.12

こんばんは

バックヤードの山本です。

 

今回は前回のコラムの続き、

インド茜染めシリーズです。

前回のコラムはこちら↓

【backyard column55】福田織物の生地で草木染め インド茜

 

あれから染め上がった生地たちを

アイロンかけ、ほつれまくった糸などを簡単に処理しました。

 

染め上がりはこんな感じに!

今回は同じインド茜の染液から

工程違い、媒染違いで大きく分けて

3つの色味が染め上がりました。

 

ピンク、赤、グレー。

 

染めた生地はすべてオンライン掲載生地なので

掲載番号とともにご紹介していきます◎

 

アルミ媒染(後媒染)

 

↑ 煮出した染液に一番最初にいれたハンカチサイズの生地たち。

綺麗な色に染まりました。

乾く前の水分を含んでる状態ではもっと赤みが

強く感じましたが乾くと、気持ちピンクによって

明るいレッドになりました。

NO.27はリネンの生地。

お気に入りで、草木染めシリーズでは毎回この生地は染めています。

やはり一番光沢がある…!

 

アルミ媒染(先媒染)

 

こちらは染める前に先媒染したもの。

染液は赤く染まったハンカチサイズの生地を

染めた後の残りの染液を使って染めました。

色が薄くなるかなあ、と思いましたが

思いがけず明るいコーラルピンクに!

つぎはぎの生地は、オーガニック生地や

いろんな素材の白生地を混ぜて縫ったので

それぞれ色味に変化がしっかりでて面白いです。

わりと蛍光がかったような明るいピンクに

染まった生地もありました。

ストール生地は、福田織物のオリジナル製品

(光透けるストール)のキズものの白生地を

担当の社員の子から少し分けてもらい

染めてみました。

薄い生地で繊細なので染める時に少し

気を使いましたが、薄いが故にムラになりにくく

思っていた以上に綺麗に染まりました。

 

鉄媒染(後媒染)

こちらは赤く染まったハンカチサイズの生地と一緒に染めて、

そのあと後媒染で、鉄媒染液で処理したものです。

赤みがかった上品なグレーに。

媒染液に浸す前は、同じ色なのに

アルミと鉄それぞれの媒染液に浸すと

みるみる色が変わっていくのは面白いです。

ちなみに、前回の草木染めシリーズで

アボカド染めをし、そこで鉄媒染をしましたが

その時染まったグレーと見比べてみました。

生地は同じ生地です。

全然ちがう!

アボカド染めはこうやって比べてみると

青みがかったグレーのように見え、

今回のインド茜染めはパープルグレーに見えますね。

 

どちらも本当に綺麗です。

思いがけない色味、これが草木染めの醍醐味ですね◎

 

つぎはぎ生地に使用した生地のご紹介

 

今回ミシンでつぎはぎした生地たちの詳細をまとめました。

上記の写真のマス目を参考に生地番号ご確認ください。

 

オーガニック生地の掲載はこちらをクリック

染め可能白生地の掲載はこちらをクリック

オーガニックは油分があるため、

少ししっかり目にソーピングしたほうが

良いかなあと今回思いました。

白生地に比べて、少しムラになりやすかったかも?

(染液が少なかったのも原因です)

 

 

草木染めを自宅ではじめてみたきっかけの理由は、

色々あるのですが

やはり日頃いろんな白生地に触ることが多く。

(私は現場所属なので生機など染める前の生地に

携わることが多いのです)

同じ白生地でも、糸の種類も番手も素材も混率も密度も織り技法も

それぞれ違うのでとにかくいろんな表情を

現場の織りに入りながら感じとることができます。

これが後ほど染色や特別な加工の工程を経て、

福田織物のテキスタイルとしてお客様にお披露目されていくわけですが、

自分の手でも一度確かめてみたいなあ、

と思ったのがきっかけです。

だから毎回、とにかく色んな染め可能状態の白生地のはぎれを何種類も染めて楽しんでいます。

 

先日、fukufukuBOXというものを販売させていただきましたが、

こんな風に色んな生地種類の染めを

楽しんでもらえるような、染め可能生地やオーガニック生地だけを

集めた草木染め向けのfukufukuBOXも

作ってみたいなあ、と思い…思案中です。

 

 

同じ鍋につっこんで、ここまで色味が変わるのが

本当に面白いし、美しい色たちだなあと思いながら

染まった色たちに惚れ惚れしています。笑

初心者なので決して綺麗に染まってるわけでは

ないですが毎回満足しています。

 

ちなみに私は毎回、草木染めするのに

小さい作業スペースと小さい鍋で欲張って

色んな生地や色んな媒染や工程を試してしまうので

トータルで4〜5時間とってしまうのですが、

草木染めを楽しんでいらっしゃる方の

インスタなど拝見してると

その日飾っていた植物やその日の野菜の皮などを見て、

(もったいない)(どんな色をもってるんだろう?)

というような、気軽な感じで

キッチンでそのまま小さいハギレで染めをしている方もいらっしゃって。

 

私もそんな感じで、色々もっと染めてみたいなあ〜

と思いました。

わりとあるんですよね、

花瓶の水変える時に、変わった色がでてたりすると

(どんな色に染まるんだろう〜)

と思うこととか…

 

これまでの草木染めシリーズも

黄金花、アボカド、インド茜と…

染めてみたハギレがたまってきたので

また時間がある時にポジャギのように繋げて

一枚の布にしてみたいなあと思っています◎

 

あと次は、工場で見つけた鉄でつくった鉄媒染液につづき、

銅を見つけて銅媒染もつくってみたいです。

 

 

それでは本日もお疲れ様でした。

次回は木曜日に更新します。

 

そして、福田織物からは今月いくつか新しいお知らせが

出来ます。新しい試みもあります。

絶賛その準備中ですので情報解禁まで

もうしばらくお待ちください◎

 

山本

 

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